不動産売却の流れ
不動産の売却は、下図のような流れが一般的です。

売却依頼から手続き完了までの目安は5カ月から6ヶ月です。
この期間はあくまで目安であって、期間が伸びることは十分あり得ます。
STEPゼロ|売却の動機と目的の明確化
不動産売却のきっかけは、転勤による引っ越し、相続、離婚など様々です。
「できるだけ高く売りたい」人がいる一方、
「できるだけ早く売ってしまいたい」そんな人もいます。
この記事を読んでいるあなたが、不動産売却をする動機や目的は何でしょうか。
それによって、売却の際に優先すべきことが変わります。
①相場を調べる
まず最初にやるべきことは「相場を知ること」です。
ここを間違えると、安く売却してしまう可能性があります。
何も知らないまま査定を受けると、安く買い叩かれたり、あるいは高すぎてなかなか売れないということになりかねません。
売却したい不動産の周辺の取引事例や、現在売り出し中の物件の価格を調べることで、相場を把握することができます。
SUUMOなどの不動産サイトで似た物件を調べることで、
おおよその価格帯を知ることができます。
賃貸物件を探すイメージが強いですが、分譲住宅や新築中古土地の売買も探せます。
立地や間取り、土地の平米数等、似ている物件がどういった価格帯で売り出されているか調べるのに向いています。
ただし、掲載価格は売り出し価格のため、
実際の成約価格とは異なるケースもあります。
ネットで見た売り出し価格と最終的な売却価格は多少なりとも、減少傾向にあります。
正確な価格を知るには、不動産会社の査定が必要です。
→ 不動産の査定方法はこちら(内部リンク)
②査定依頼
相場を把握したら、不動産会社に査定を依頼します。
不動産会社は必ず複数社に査定依頼しましょう。
1社だけだと適正価格が分からず、
数百万円単位で損をする可能性があります。
査定には
- 机上査定(簡易)
- 訪問査定(詳細)
があります。
できれば複数の不動産会社に依頼し、
査定価格や対応を比較することが重要です。
1社だけの査定で決めてしまうと、
安く売却してしまうリスクがあります。
👇 不動産の査定の詳しい記事はこちら
不動産売却の査定方法を徹底解説|相続・空き家を損せず売るための正しい判断軸
③不動産会社の選定
査定結果をもとに、依頼する不動産会社を決めます。
不動産会社を選ぶポイントは
- 査定価格の根拠
- 販売戦略
- 担当者の対応
で比較しましょう。
査定価格が高いという理由だけで決めるのは危険です。
査定価格が高くても、その理由が浅はかだと売却につながりません。
不動産会社がどのように広告を打つか、
担当者の対応が自分に合うかも決めてのひとつです。
実際に売れるかどうかが重要です。
👇不動産会社の選び方はこちら
④物件調査
不動産会社が物件の詳細調査を行います。
- 法的な制限
- 境界
- 設備の状態
などを確認し、トラブルを防ぎます。
この段階で何か問題が見つかると、
売却に影響することもあります。
そのためにも、
「雨漏りしている所がある」や「家が建つ前は畑だった」等、
もともと知っている情報はすべて不動産会社の伝えましょう。
⑤媒介契約
不動産会社と媒介契約を結びます。
媒介契約は内容を理解せずに結ぶと、
契約期間中は変更できないケースもあるため
注意が必要です。
媒介契約には
- 一般媒介
- 専任媒介
- 専属専任媒介
の3種類があります。
それぞれ特徴が異なるため、
自分に合った契約を選ぶことが重要です。
👇媒介契約の違いはこちら
不動産の媒介契約の違いとは?一般媒介・専任媒介・専属専任の違いをわかりやすく解説
⑥売買契約
買主が見つかると、売買契約を結びます。
不動産会社は、売買契約書と重要事項説明書を作成します。
売主、買主、不動産会社の担当者、司法書士が一堂に会し、
不動産会社や金融機関の応接室等で行われるのが一般的です。
契約時には主に
- 重要事項説明
- 契約内容の確認
- 手付金の授受
行われます。
後々トラブルにならないように
双方が十分に納得したうえで契約を進めることが大切です。
⑦物件引き渡し
決済・引き渡しを行い、売却完了です。
- 残代金の受領
- 所有権移転
- (建物の場合)鍵の引き渡し
等が行われます。
引き渡し後のトラブルを防ぐためにも、
不足がないか、事前にしっかり準備しておきましょう。
不動産売却で失敗しないためのポイントまとめ
不動産売却は思うようにいかないことがほとんどです。
契約交渉が難航したり、そもそも買主がなかなか見つからないということもあります。
そのためにも、信頼できる不動産会社をパートナーに選びましょう。
複雑な必要書類や手続きも、
不動産会社と相談しながら進めれば、スムーズに行えます。
焦ってしまい、納得のいかない契約をしてはいけません。
そのためにも、相場の把握や不動産会社選びは慎重に行いましょう。
不動産売却で最も重要なのは、
「不動産会社選び」と「査定の比較」です。
1社だけで決めてしまうと、
本来より安く売却してしまう可能性があります。
複数社の査定を比較することで、
適正価格と信頼できる会社を見極めることができます。
不動産売却で失敗する人の多くは、
「1社だけで決めてしまう」ケースです。
後悔しないためにも、
必ず複数社を比較してから判断しましょう。
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