不動産売却の第一歩は査定から

不動産売買は専門的な知識と多額のお金を必要とします。

何の知識や準備もなく安易に取引を進めてしまうと、不測の事態をまねくおそれやその後の人生で取り返しのつかないことにおちいる可能性もあります。

不動産を売却するにあたって理解を深めるためにまずやるべきことは、
売主と買主をつなぐ不動産業者を介してひとつひとつの手続きをどう進めていくのか、不動産取引の流れを理解することです。

特定の不動産業者へ依頼するまでに相場を把握しておきたいのなら、インターネットの一括査定サイトを利用するのがおすすめです。

複数の業者に依頼し、それぞれの担当者と話をする中で、依頼を取りたいために甘い査定をしてくる業者や、
売却後の計画まで親身になってくれる業者など、依頼する不動産業者の資質や信頼度、熱意も分かるようになります。

そうして信頼できる業者が見つかったとき、契約を結びます。

不動産売却の査定で必ず伝えるべき3つのポイント

不動産を売却するには、仲介してくれる不動産業者に価格査定を依頼するところから始めます。
このときに、査定評価に影響する内容をできる限り、整理して伝えましょう

  1. 売却の動機
  2. 過去の修繕履歴
  3. 不具合の有無

売却の動機…どうして不動産を売却することになったのか、理由は様々です。
子どもが独立し、夫婦二人では部屋を持て余すようになったから。
ローンの支払いが厳しくなったから。二世帯住宅を建てることになったから。

過去の修繕履歴…お風呂やキッチンなどのリフォームのほか、
外壁塗装をした時期・その回数なども伝えましょう。
マンションの場合は、大規模修繕の予定を把握しておきましょう。

不具合の有無…トイレのドアノブが緩くなっている、雨漏りをしている箇所があるなど。

不動産の査定額は業者によってなぜ違うのか

査定額は、市場の相場や立地条件、建物がある場合はその状態などを考慮して決定されます。

では、なぜ業者によって査定額が違うのでしょうか。
実は、査定額には明確な定価がありません。
各業者の得意な地域やジャンル、基準となる過去の取引事例、販売実績から査定を行っています。
そのため、A業者では4000万円、B業者では3800万円という差が生まれるのです。

不動産は地域エリア特性が非常に強い

不動産は地域特性が強いため、得意な営業エリア外の場合には、過去事例による確認のような機械的な査定のみで、
全く頼りにならないという業者も存在します。

それは、業者ごとによる特性の違いです。

C地区にある一戸建てを売りたいのに、B地区を主な営業エリアにしている業者にお願いしても、
思うような売却結果に至らない⁉ということです。

なので、不動産売却査定では必ず複数社から査定を取り、比較することが大切です。

不動産会社ごとに得意分野が違う

不動産会社にはそれぞれ得意とする分野が異なります。

都心駅近の土地を主に取り扱っているのか、地方の広大な土地の販売を得意とするかでも、話は変わってきます。

一戸建て・マンションの売却査定では、不動産業者により査定価額が大きく異なります。

不動産会社の取引実績は必ず確認しよう

不動産業者が何を得意としているのかが最もわかるのはズバリ取引実績です。

店舗に行っても、実績が張り出されているわけではないので、窓口担当者に聞いてみましょう。

素人が聞いてわかるの?と思うかもしれませんが、
取引実績とはそれだけ「この分野を得意としている」ということです。

マンションを売りたいのに、行った先の不動産業者の取引実績が一戸建てを多く占めている場合、
もしかしたらマンションの売買は苦手としているかもしれません。

最近では、公式サイトなどに力を入れている不動産業者もあるので、インターネットで検索してみるのもいいでしょう。

まとめ

不動産売却の査定では、売却動機、売却したい土地・家屋の情報を正確に伝えられるように整理しましょう。
査定を出してきた不動産会社が本当に力になってくれそうか調べる癖をつけましょう。